NTTコム、非接触ICカード
NTTコミュニケーションズ(NTTコム)と日本電信電話(NTT)は、偽造が極めて困難な非接触型ICカードを共同開発したと発表した。金融機関などに呼びかけ、このICカードを利用した電子マネー事業を年内にも始める。同事業では、ソニーがNTTドコモやトヨタ自動車、KDDI、さくら銀行などと共同出資会社を作り、10月からコンビニエンスストアなどでサービスを始める。また、東日本旅客鉄道(JR東日本)はソニー方式のICカード定期券の実用化試験を首都圏で始めている。NTTコム方式の非接触ICカードは、ソニー方式に比べるとカードや情報の偽造が難しい。「公開鍵暗号方式」という技術を組込み、決済内容などの情報を暗号化して読取り端末に無線で送り、端末でこれを解読する。暗号化に使う鍵と解読に使う鍵が異なる。第三者が両方の鍵を入手して暗号を解読し、情報やカードを偽造するのはほぼ不可能という。NTTコムはセキュリティー面により優れたこの方式で、先行するソニー陣営を追撃する。ICカードを使う電子マネー事業は、米VISA・インターナショナルが主導する「ビザキャッシュ」や、米MasterCard・インターナショナルが進める「モンデックス」などがあるが、接触型ICカードを使っている。用途が限定されるなどの課題があり、本格的な実用化には至っていない。
ICカードのポイント交換
JCBとJTBはICカード部門で提携する。JCBが35%、JTBが34%出資する。両社のほかユーシーカード、ミリオンカード・サービス、オムロン、ビックカメ、松下電器産業など異業種11社が共同出資会社を設立、ICカードを使った共通ポイント事業を始める。買い物でためたポイントをJTBの旅行商品に替えるなど、業種を超えたポイント交換ができるようになる。設立する新会社は「日本ポイントアネックス」。新会社は6月にも、ICカードを発行。
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